初めてでも良いデザインを作るには?
1.『競合他社』の宣伝方法を分析する
事前調査こそが、広告を打つ上で最も大切なことです。
チラシの場合は新聞に折込されているものを保管しておき、「他社がどのようなデザインで広告をしているか」を分析します。
ご自身の社内や店内のスタッフと、「これ分かりやすい」「これは何を伝えたいか分からない」と分類すると良いデザインが残ります。
人気店の広告方法を分析、調査することで効果的な広告方法を発見できます。
2.『ユーザーや消費者に分かりやすい』デザインが大切
「他社がどのようなデザインで広告をしているか」を新聞折込チラシなどで分析します。
「これ分かりやすい」「これは何を伝えたいか分からない」と社内・店内のスタッフと、分類すると良いデザインが残ります。
ここで陥りがちな失敗があります。
チラシを発注する人は、商品やサービスを販売するプロフェッショナルです。
売り手が宣伝したいものと、買い手が欲しい情報が違っている場合があります。
顧客が本当に必要だったもの
どのような人に届けたいかを明確にして、デザインを作ることが大切です。
例えば、フィットネスクラブでは「当店は、こんなにスゴい最新の機材が揃っている」と宣伝したいかもしれませんが、実はチラシを受け取った人は「ビール腹がスッキリ!平均して4kgの減量!」の方が成約率が高いかもしれません。
このように、ユーザーや消費者がどんな広告だと嬉しいのか、購入したくなるのかを考えると良いです。そのため、一般人にチラシの案を聞いてみるのも良い方法です。
・最新機種のマシンをPRするのか
・清潔で感染対策しているのをPRするのか
・店舗立地が駅チカをPRするのか
・営業時間が長いのをPRするのか
・値段が安いのをPRするのか
・トレーニング効果をPRするのか
・リモートワークの運動不足にPRするのか
・運動不足の危険性を訴えかけるPRにするのか
フィットネスクラブひとつとっても、様々なアプローチ方法が考えられます。
3.『ターゲット』を明確にする
「誰に、何を訴求する」のかを明確にします。
例えばポスティングされている左のチラシ(他社制作)は、直感的に食欲に訴えかけてきます。
仕事が終わって自宅に帰り、美味しそうな寿司を見せられ「こちらの商品を配達します!」を書かれていたら、少し値段が高くてもきっと注文してしまうはずです。
4.『下書き』を用意する
このように、「誰にどんな情報を届けるか」明確になったら、下書きをご用意ください。
A4の紙でもスマホアプリでもOKです。
絵心がなくても大丈夫ですよ。
必要な素材、「写真」「イラスト」などを用意して、文章や価格などの情報と一緒に送付するだけです。
全く素材がない場合でも作ることはできます。
こちらで写真撮影(別料金)を行ったり、イメージ画像は有料素材を手配いたします。
有料素材などは別料金が必要ですが、全ておまかせにできるので一番簡単です。
5.本気で結果を出したいならABテストがお勧め
最後まで悩んだデザイン案があった場合は、パターンAとパターンBを両方ともデザイン・印刷して、同じ期間どちらも利用して配布します。
そして効果が高いパターンを次回以降活用します。アメリカのオバマ大統領も選挙活動のときに、A/Bテストを行い140%もの成果改善、日本円にして6000万円以上の効果があったそうです。
効果のあるパターン、地域、年齢などを分析して次回以降に反映すると効率の良い宣伝が可能になります。