広告研究『プレゼント企画をうまく利用したチラシ例』
このカテゴリーでは、当社に投函されていた実際に運用されている広告の例を挙げて、その効果やレイアウト、デザインなどを研究してみます。
※広告に掲載されている会社・店舗と当社との関係性や、サービス・商品の批評の意図はありません。広告物としての研究となります。
※写真のチラシの著作権は、配布した各社に帰属します。
何を販売しているのかわからない、それでもワクワクする不思議なチラシ
297mm*210mm A4光沢チラシ
このチラシを見たときに、少し怪しいなと感じました。なぜなら総額100万円の成約特典という、「どれだけお得か」しか書いておらず、何を販売しているかわからないためです。
よく見ると左上に、会社名が記入してあり、別の日に広告が投函されていたマンションの販売だとわかりました。
「お得なキャンペーンに参加したい」と言う世帯を狙う
上記のチラシが、別の日に投函されていたマンションのパンフレットになります。
新春一番くじで、10万円の商品券がもらえると案内されています。5等でも千円の商品券がもらえるという豪華なクジになっています
先日投函されていた広告は、何を販売しているかわかりやすく、その商品に対して丁寧に説明をされていたものでした。
今回投函されているチラシはやや強引で、どんな商品を契約して欲しいのかというのが分かりません。 キャンペーンの適用条件に、1人での来場客に対しては抽選ができないことが書いてあります。このことから夫婦、または子供たちを連れた家族世帯にマーケティングしたいと考えられます。
潜在顧客に対する広告
現時点ではマンションを購入することを考えてない世帯に対して、とりあえず来場してもらい魅力を伝えると言うイベントのために印刷されたチラシのようです。
事前に別の形で商品を宣伝している場合は、例外的にこのようなマーケティング方法も有効になるのかもしれません。